こころが痛むとき、なぜかこの韓国語になる。ただ「つらいねん・・・」と言うよりも、もっともっと、ほんとうに心の底から痛みが突き上げて来るような、そんな響きに感じて。今まさに私の心境はカスマプゲ。
というのも、オーストラリアへ犬たちを送るにあたり、血液検査だの予防注射だの書類だのと大変うるさい決まりごとをクリアしなければならない。オーストラリアへの犬の輸入はとても厳しい書類審査があるため、間違いのないよう全て業者に任せる事にした。昨日も4種類のウィルス検査のために採血するという。採血前24時間食事抜き!最大の楽しみのご飯を抜かなければいけないなんて!!訳もわからずご飯をもらえず『シュ〜ン』と肩を落とすケイとカーロを見て、あ〜、カスマプゲ!
当日は業者が犬を引き取りに来、お医者へ連れて行ってくれたのはいいが、しばらくするとお医者からの電話。ケイが異常に興奮して噛み付こうとして抵抗するという。ただでさえ医者嫌いのケイとはいえ、あのおとなしいケイが噛むなんてありえない!!でも、いつも私が付き添うのに、昨日は知らない業者とナースたち。かわいそうによっぽど怖かったんだろう。普通には対応できないので軽い麻酔をするという。仕方ない。帰って来たケイは筋肉がゆるんでいたのか、よだれをたらして意識もハッキリしていない様子。あ〜、カスマプゲ〜!
頭をさすり、お腹をさすり、2時間ほど寝たら元気になってご飯もしっかり食べた。なんとなくホッとしたけど、ほんとにごめんねカスマプゲ。。。
こんなにうるさく検査をさせておいて、結果も良しという犬しか輸入させないのに、向こうについてからまた更に1ヶ月間の検疫を強いられる。あ〜、1ヶ月も離ればなれになるなんて!私の方が耐えられるか?とにもかくにもなんともカスマプゲな今日この頃。しかしながらカスマプゲな日々はまだしばらく続きそうだ。
2011年5月3日火曜日
ヤンゴン小旅行
Shwedagon Pagoda (シュウェダゴン・パゴダ)
2,500年の歴史を持つ仏教の寺院。黄金に輝く塔は近くで観ると圧巻だが、遠くからの眺めもまた良い。深い緑の森に佇むそれは実に幻想的で美しい。連日、多くの参拝客で賑わうシュウェダゴン。私も「ビルマの竪琴」を想い出し、また戦争で命を落とされた兵士たちを想い、お香の漂う中手を合わせた。
ミャンマーと言えば、やはり私たちの世代(アラフォー)にとってはアウン・サン・スー・チーさんではないか。「軍隊政治に屈する事無く戦い続ける真に強い女性」というイメージのスー・チーさんをミャンマーの人々は「ザ・レイディ」と呼んでいる。今年の3月には彼女の政党がようやく民主主義を勝ち取った。が、しかし、議席の75%を未だ軍が閉めているということで、実質的には今も変わらず軍隊主義だという。
激動の歴史のミャンマーだが、人々は実に親切で礼儀正しいという印象だった。やはり仏教国のせいか。政治体制が軍にがんじがらめにされ、言論の自由はおろか、基本的人権すら保証されていない国の民であるはずなのに、負のエネルギーはほとんど感じられなかったのが不思議な気がした。国も旅行者への安全には至極うるさいらしく、犯罪率もとても低いという。
若い修行僧の姿
乾期のミャンマーは摂氏40度を超える酷暑。その中をそこここに修行僧たちが行く。
資源の豊富な国ミャンマー。この国の人々が昔のように豊になり、一日も早く貧困に苦しむ子供達がいなくなるように心から願う。
2011年4月23日土曜日
世界のクロサワ
今シンガポールでは“日本の映画フェスティバル”が開催されている。ナショナル・ライブラリーにあるギャラリー・シアターでは、連日黒澤明監督の映画が上映され、多くの人たちが詰めかけている。今回、大きいスクリーンでの「七人の侍」を逃すすべはなし!と、劇場へ駆けつけた。
私の目線からの黒澤映画というのは、哲学的であるのに、実にコミカルに、そして巧く日本人の物事に対する見方や考え方を表現している。そして、そこには実に多くのメッセージがある。製作から50年近く経った今も、まったく時代を感じさせない、というより、むしろとても新鮮な感じさえする黒澤作品。3時間20分という長い映画にもかかわらず、あっと言う間に終わってしまった。「羅生門」につづく黒澤明監督の映画を素晴らしいシンガポール・ナショナル美術館の劇場で堪能し、大満足の週末。観るたびに、さすが『世界の黒澤』と称される意味が実感できる。
2011年4月20日水曜日
ホーカー・フード
残り2ヶ月を切ったシンガポール生活。そう思うと、懐かしくなるであろう物事がいろいろと浮かんで来る。ホーカーでの美味しく、お気軽でお安いシンガポール料理もそのうちの一つ。今の間に存分楽しもうと思う。
Char kway teow (チャー・クェイ・ティアオ)
私のホーカー定番料理。直訳すると、チャー(stir-fried)クェイ(rice cake)ティアオ(stripes) となるらしい。平べったい米の麺をシーフードやお野菜や卵と一緒に炒めたもの。米の麺は炒めるとフライパンにこびり付くからか、たっぷりのシーフードのスープで絡めてある。それがまた美味しさの秘訣。カラマンティ(沖縄のシークアーサーと同じ小さいライム。オレンジとの間の子のような味)をシュッとしぼって。Otak-otak (オタ・オタ)
バナナの葉っぱで薄く包んであぶり焼きにした、魚のすり身。蒲鉾より柔らかく、イワシのつみれのような味に、チリが効いてピリ辛な一品。冷えたビールにとってもよく合う一品。Satay (サテ)
甘からにんにくソースでマリネしたチキン、ビーフ、マトン、シーフード、などなどの串焼き。東南アジアの定番!Ais kacang (アイス・カチャン)
マレーシアの冷たいデザート。いわゆる日本のかき氷。このカラフルな色の蜜はマンゴー。ライチの実が入ってとっても南国の味。もともとは小豆が定番だったらしいが、今はカラフルなフルーツのほうが人気あり。ホーカーはだいたい外なので、暑い野外で食べるかき氷は嬉しい。
2011年4月11日月曜日
臭豆腐(チョウ・トーフ)
オーチャードに ISETAN スーパーマーケットがあり、そこの地下1階の入り口の前ではよく催しがある。今朝、いつも通り伊勢丹の駐車場に車を留め、伊勢丹地下入り口の前のマック・カフェでコーヒーをオーダーし、待っていると。。。なんかツ〜ンと鼻を通り越して目にくるような腐敗臭ともなんとも言えない強烈なニオイが。 うっ、臭さ、な、なにこの『おいにー』は? 思わず鼻をつままなければならないほどの臭さ! コーヒーを待つ間も臭くて臭くてたまらない! 見ると出店で何か揚げ物をしているではないか。。。ちょっとちょっと、いくらなんでもそれ食べ物かいな?
恐ろしい臭さの中待つこと1〜2分。ようやくコーヒーを受け取り、出店の前を見ると、「臭豆腐」"Smelly Tofu" と書いてあるではないか! シンガポールに来る前に東南アジアを知ろうと、テレビでいろいろと見ていた、台湾の臭い食べ物。これがあの臭豆腐か〜!!!とやけに臭さに納得しながら仕事へ向かうが、エレベーター、吹き抜けになっている地上に出てまでもあのニオイが充満していた。
上のビデオ、世界各国の奇怪な食べ物にトライして歩く "Bizarre Food" の彼ですら、エヅイているほどに臭い。世界にはいろいろな臭い食べ物があり、我が国、日本にも納豆があったり、シンガポール(東南アジア諸国)にもドリアンがあったり、ヨーロッパにも臭いチーズがあったりと、国によってそれが珍味として崇められるが、これははて? 納豆やドリアンなんかとは比べ物にならない。あの「スメリー♡トーフ」などという看板はかわいすぎる! "ATROCIOUSLY STINKING Tofu" に変えるべきだ!
しかしながら、今日ばかりはなんとも猛烈な臭豆腐のニオイにおののき、わなないた。。食べてみるべきか、否か。。。
大震災から一ヶ月〜今できること〜
日本から輸入の食材をバンバン買う!
日本から食材を輸入している日本料理店に行ってガンガン食べる!
さっそく日本マーケットへ言って参ります:D
***不謹慎ですが***
農薬た〜っぷりの『○○産』食材より、日本産のほうが安心でしょ〜、って思うのは私だけか? あしからず
************
日本から食材を輸入している日本料理店に行ってガンガン食べる!
さっそく日本マーケットへ言って参ります:D
***不謹慎ですが***
農薬た〜っぷりの『○○産』食材より、日本産のほうが安心でしょ〜、って思うのは私だけか? あしからず
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2011年4月3日日曜日
チャリティ・イベント
友人とその同士たちが企画した『チャリティ・イベント@日本食レストラン』へ行ってきました。バッフェ・スタイルの和食とドリンク、そして日本の応援歌を歌おう!というテーマ。ピアノとフルートの生演奏と友人達の合唱がとっても良かった!そして大勢のシンガポール人や外国人も参加してくれているのを見て感謝の気持ちでいっぱいになった。皆、家族・友人の安否からはじまり、被災地の現況や原発事故の解決の兆しと、気になる事がいろいろと話題に上る中、やはり印象的だったのが原子力発電に対する認識の無さ。もちろん自分を筆頭に。。
アメリカのエネルギー源も多くは原発頼り。しかしながら、こと聞いてみると、はっきりどこにあるかもわからない。一緒に参加してくれたオハイオ出身の彼も、近くに原発があるのはしっているがはっきりどこかは知らないという。そういうものなのかもしれない。私も子供の頃、夏休みと言えば若狭湾へ海水旅行へ出かけていたからこそ美浜原発は知っているが、福島の原発は今回の事で知ることになった。しかも、原発が本当に安全なのか、どのように運営されているのかなどあまり気にした事もなかった。今回のことで、今一度自分なりにリサーチするべきだと思うようになった。
また、ニューヨークにも原発があり、もし事故が起こればマンハッタンが今回のように危険区域にはいるという。それについて、ニューヨーカーたちもさっそく論議をしだしているらしい。
今回のイベントでの義援金は約90万円! しかしそれに加え、イベントに参加する事によって、原発に対する新たな疑問や興味を持つということこそが、真の意義なのだと思う。そして疑問だけに終わらせずに追求していくことがもう一つの “私たちができる事”だと思う。
追記:飲めば飲むだけ義援金が増える!と言い訳をしながら、ちと張切って飲んだくれた。あしからず。
2011年3月31日木曜日
ええかげんにせーよ、東電と日本政府!
東日本大震災から3週間が経った今も、被災した福島原発の原子炉の復旧どころか、日本国民を危険にさらしている状況からいまだ一歩の前進もなし。シンガポールでも連日このニュースが流れるが、同じことを繰り返すだけ。シンガポールのメディアとしてもそうするしか仕方がないとは思うが。何しろ、当の日本政府と東京電力が、阿呆の一つ覚えの如く同じ事を言い続けるんだから。
だいたい原子炉を常に冷やし続けなければならないのなら、『もしその冷やすための電力が停止したら』、ということを想定・考慮にいれるのは素人が考えても決して想定外じゃあないだろう!地震大国・四方を海に囲まれた島国なのに、『こんなに大きな津波は想定外だった』とぬかす!阿呆か!日本の原子力技術がこんなにお粗末だったとは!しかもそのお粗末技術者たちに自分たちの命を預けていたなんて!
どうせ癒着ゆえの低いハードルの許可で工事にかかり、その設計・工事にも落ち度があったんじゃないのか?東電や政治家の一部の連中が甘い汁を吸って、結局そのとばっちりは付近の住民の皆さん、日本国民、やがては世界中にも被害が及びかねない。いや、もう既に被害が出始めている。
シンガポールの友人・知人の目もだんだんとシラケから厳しい批判の目に変わりつつある。いったい日本はどうなっているんだ? 日本の技術(世界に誇れると思っていた)もたいした事ないのか?という疑問視。それはそれは冷ややかだ。
とにかく、この被害を一刻も早く食い止めることが何より先決だ!
だいたい原子炉を常に冷やし続けなければならないのなら、『もしその冷やすための電力が停止したら』、ということを想定・考慮にいれるのは素人が考えても決して想定外じゃあないだろう!地震大国・四方を海に囲まれた島国なのに、『こんなに大きな津波は想定外だった』とぬかす!阿呆か!日本の原子力技術がこんなにお粗末だったとは!しかもそのお粗末技術者たちに自分たちの命を預けていたなんて!
どうせ癒着ゆえの低いハードルの許可で工事にかかり、その設計・工事にも落ち度があったんじゃないのか?東電や政治家の一部の連中が甘い汁を吸って、結局そのとばっちりは付近の住民の皆さん、日本国民、やがては世界中にも被害が及びかねない。いや、もう既に被害が出始めている。
シンガポールの友人・知人の目もだんだんとシラケから厳しい批判の目に変わりつつある。いったい日本はどうなっているんだ? 日本の技術(世界に誇れると思っていた)もたいした事ないのか?という疑問視。それはそれは冷ややかだ。
とにかく、この被害を一刻も早く食い止めることが何より先決だ!
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