新年を迎えたといって特に変化もなく、又、時間も容赦なく同じペースで過ぎ去っているのだが、今年はこの限りある時間を有意義に過ごしたいという想いがいつもの年より大きい。しかしながら、そうは言ってもいつもいつもイベントを企画したり、すべてのことがプロダクティブ(生産的)であるということが、有意義というものでもないのかなと思ったり。あまりに漠然とした発想だからなのか、毎年の「抱負」に挙がるものの、こうすれば有意義に過ごせるという答えは未だに出ない。が、まずは一日一日を大切に過ごすということから見つめ直そうと思う。
そんな想いの日曜日、早起きし、ジョギングを3キロ半ほどさらりと楽しむ。犬のお散歩にて全速力で走る恵とカーロを見て嬉しくなる。うん、まずまずのスタートではないか。
続いて食品の買い出しへ。よく行くホランド・ヴィレッジ(おシャレなレストランやショップが多く立ち並び、外国人たちも多く住む街)だが、今日は気分を変えてメインエリアから道路を一本隔てた"Jalan Merah Saga"というストリートへ。レストランではなく、イタリアン・デリの"Da Paolo"でマッシュルームとイエローパプリカのピザと冷えた白ワインを買い、表のテーブルで外ランチ。コルクも抜いてくれて、プラスチックのカップもくれた。メインエリアから一本道路を挟んでいるせいか、閑静な住宅街に位置するこの通りは、メインエリアのように騒々しくなく気持ちも落ち着く。
マークと近い将来のことを話しながらのサンデー・ランチ。ゆっくりと流れる時間を存分に満喫できた日曜の午後になった。