2011年3月31日木曜日

ええかげんにせーよ、東電と日本政府!

東日本大震災から3週間が経った今も、被災した福島原発の原子炉の復旧どころか、日本国民を危険にさらしている状況からいまだ一歩の前進もなし。シンガポールでも連日このニュースが流れるが、同じことを繰り返すだけ。シンガポールのメディアとしてもそうするしか仕方がないとは思うが。何しろ、当の日本政府と東京電力が、阿呆の一つ覚えの如く同じ事を言い続けるんだから。

だいたい原子炉を常に冷やし続けなければならないのなら、『もしその冷やすための電力が停止したら』、ということを想定・考慮にいれるのは素人が考えても決して想定外じゃあないだろう!地震大国・四方を海に囲まれた島国なのに、『こんなに大きな津波は想定外だった』とぬかす!阿呆か!日本の原子力技術がこんなにお粗末だったとは!しかもそのお粗末技術者たちに自分たちの命を預けていたなんて!

どうせ癒着ゆえの低いハードルの許可で工事にかかり、その設計・工事にも落ち度があったんじゃないのか?東電や政治家の一部の連中が甘い汁を吸って、結局そのとばっちりは付近の住民の皆さん、日本国民、やがては世界中にも被害が及びかねない。いや、もう既に被害が出始めている。

シンガポールの友人・知人の目もだんだんとシラケから厳しい批判の目に変わりつつある。いったい日本はどうなっているんだ? 日本の技術(世界に誇れると思っていた)もたいした事ないのか?という疑問視。それはそれは冷ややかだ。

とにかく、この被害を一刻も早く食い止めることが何より先決だ!

2011年3月24日木曜日

大震災の陰 〜シンガポールへもジワジワと〜

東日本大震災から13日。悲しみに浸る間もなく首都圏の水の放射能汚染が発表された。あくまでも乳児への影響ということではあるが、いよいよ事の深刻さが表面化したという感じだ。政府から乳児がいる家庭への水の配布があるらしいが、これも十分かどうかわからない。

ここシンガポールでは今朝、福島県をはじめ、その周辺の県からの野菜の輸入を禁止すると、政府が正式に発表した。何件かある日本のスーパーでのお目当ては、日本から届く空輸便の新鮮で安全なお野菜。値段は少々張るが、多くの在住日本人をはじめ地元の人たちも多く買っている。それに影響が出るとなると、やはり残念でたまらない。

また、各農家への影響、あげくは日本経済への打撃も考えると怖い。悪影響がこれらに留まるかどうかも疑問。これを受けて、日経平均もかなり下げている。シンガポールはじめ、各国の目は日本政府よりもずっと先を見ている上、とても厳しいようだ。

2011年3月21日月曜日

Ain't Got No, but Got Life!


“Don’t take things for granted”
 ある事が当たり前だと思うな
という言葉とともに、自分への戒めにしている歌がある。

"Ain't Got No"

いつの日か被災者の方への応援歌になる事を祈って。。。


“Ain’t Got No”

I ain't got no home, ain't got no shoes
Ain't got no money, Ain't got no class
Ain't got no skirts, Ain't got no sweater
Ain't got no perfume Ain't got no bed
Ain't got no mind,

Ain't got no mother Ain't got no culture
Ain't got no friends, aint got no schoolin'
Ain't got no love, Ain't got no name
Ain't got no ticket, Ain't got no token
Ain't got no god

and what have i got?
why am i alive anyway?
yeah what have i got?
nobody can take away?...

Got my hair. Got my head
Got my brains, Got my ears
Got my eyes, Got my nose
Got my mouth, I got my smile

I got my tongue, Got my chin
Got my neck, Got my boobies
Got my heart, Got my soul
Got my back, I got my sex

I got my arms, got my hands, got my fingers,
got my legs, got my feet, got my toes,
got my liver, got my blood..

I've got life,
i've got my freedom
i've got life
I've got life
and I am gonna keep it
I've got life
and nobody's gonna take it away
I've got life!

家も無い 靴も無い
金も無い 社会的階級も無い
スカートも無い セータも無い
香水も無い ベッドも無い
思考力すら無い
母親も無い 文化も無い
友達も無い 教育も無い
愛も無い 名も無い
切符も無い トークンも無い
神すら無い

じゃあ何がある?
なんで生きてるんだ?
そう、 誰にも奪えない何があるっていうんだ?

髪がある 頭もある
脳もある 耳もある
目もある 鼻もある
口もある 笑顔もある

舌もある あごもある
首もある 胸もある
心もある 精神もある
背中もある 性別もある

腕もある、手もある、指もある、脚もある、
足もある、つま先もある、肝臓もある、流れる血もある・・・

そして命がある、自由がある
そう、生きている命がある
その命を無駄にはしない

誰にも奪えない命があるんだ!


パフォーマンス毎に違う歌詞になるニナ。
心の深みからの想いが唄となって出て来る様は
まさに "High Priestess of Soul"そのものだ。

2011年3月16日水曜日

東日本大地震

地震から五日。今も東日本は混乱の真っただ中にあり、被害数は留まる所を知らず。今回の被害は地震のみならず、直後の津波、そして放射能漏れという、今までに無かった三つの災害が重なった。テレビをつけてはオロオロ、考えては落ち込み、といったこの何日間。でも、遠く離れたシンガポールから心配だけしていても、なにも届かない。まず今の自分にできることは、せめて義援金を送ることくらい。だったら、と、そうした。ここシンガポールにも窓口が何件かある。

世界中の人々が被災地日本を応援してくれている。私も日本人として、ほんとうにありがとう、と言いたい。

そして、また心ない事を発言したりするやからもいる。でもそれはほんの一握りの人間にすぎず、そんな発言を気にしている暇も無ければ、労力ももったいない。

世界が日本の秩序の正しさや、冷静な対応に驚きの声を上げている。でも、それがにっぽん人なんだ。苦しいときこそ声を掛け合い助け合う。阪神・淡路大震災の時も、大阪から大勢の人がリュックをしょって、切断された阪神高速道路の下の、滅茶苦茶に崩壊した国道2号線を歩いて神戸へ向かった。被災した人を助けようとして。そんな神戸も立ち上がった。だから、今は絶望の淵に立っている東日本の人々もきっと、必ず立ち上がると信じている。命ある限り。

そして、今日、ニュージーランド地震(2.22.2011)の犠牲になった日本人22人の遺体が発見された。東日本大地震の陰に隠れてしまったが、一人一人の命の重さは変わらない。夢を持って行った地で犠牲になってしまった若い犠牲者の皆さんにもご冥福をお祈りしたい。

2011年3月11日金曜日

地震3.11.11

3月11日2011年、日本史上初になるかもしれない大地震が日本列島の東から以北を襲った。

震源は茨城県。マグニチュードは8、4という。宮城県の仙台でも津波の被害が大きい。東京在住の友人は全ての交通機関の麻痺のため、仕事場から歩いて帰路に着いたという。そう話している彼女のマグカップは幾度となく訪れる余震にカタカタと揺れているという。

千葉在住の妹によると、一時、市役所の避難所に避難したという。数時間後には余震もなんとかおさまり、無事家に帰ることができたというが、まだまだ油断はできない様子。今回は関東以北が大きく被害を受けている模様。現在11時シンガポール時間では、すでに死者の数は200人〜300人を数えており、今後も増えると予想されている。阪神・淡路大震災を、大阪で経験している妹ですら、今回はかなり怖かったという。

遠くシンガポールからは、ただただニュースを見ることすらできないのがとても歯がゆいあ、ここでもこのニュースはに大きな感心があるらしく、数分置きに新情報が伝えられている。また、経済的に観たもう一つの心配ごとと言えば、やはり株市場の暴落。金融中心の国、シンガポールとしては、それも多いに感心のある事柄らしい。先駆けてヨーロッパ市場では株が下落。ニューヨークでも下落傾向の様子。

とにかく、今は見守ることしかできない。。。

2011年3月10日木曜日

寝心地のいい空間


ミクシー参加コミュ「居心地のいい空間」ならぬ、「寝心地のいい空間」が我が家のメンバーにもそれぞれあるようで。

究極の甘えん坊顔のケイ。大好きなマークの腕枕で至福の時。


こちらカーロもだ〜いすきなマークの膝枕でスヤスヤ〜。
でもなんか起きたとき肩凝ってそうだよ、カーロ君。。。


そして、こちらのお方にもやはりそういう空間がある・・・ようですな。
う〜ん、何とも言えず気持ち良さそうでんな〜、旦那!


私はといいますと、こういう寝顔が見られる我が家が最高の空間になっております。あしからず。

ところで、あなたの寝心地または居心地のいい空間ってどこですか?

2011年3月5日土曜日

青空の朝の休日散歩

朝から眩しい太陽が照りつけたシンガポール。

気温が上がりきる前の午前の風はそよそよと肌に心地良い。木の葉が風にそよぐ音を聞きながらのゆっくり散歩は休日の朝ならでは。ケイもカーロも芝生でおもいきり走り回っては立ち止まり、クンクン。



Heliconia rostrata, 別名ロブスターの爪という花らしく、先っぽが大きなカニの爪のような形をしている。南アメリカ北西部原産で、ヘリコニア属の花には珍しく、上に伸びずにしなだれるように伸びるのが特徴らしい。

なにも予定がない週末というのもいいもんだな。

ランの女王


友人宅のベランダに大輪の花を咲かせたカトレヤ(またはカトレア)。その優雅な姿から、ランの女王と呼ばれているらしいが、まさにその名に相応しい美しい花。

友人曰く、これと言って特に手入れはしなかったという。この南国ならではの自然の高湿度と高気温がランの生息にピッタリなのだろう。なにげに咲くというのがさすがにトロピカル。