2011年4月3日日曜日

チャリティ・イベント


友人とその同士たちが企画した『チャリティ・イベント@日本食レストラン』へ行ってきました。バッフェ・スタイルの和食とドリンク、そして日本の応援歌を歌おう!というテーマ。ピアノとフルートの生演奏と友人達の合唱がとっても良かった!そして大勢のシンガポール人や外国人も参加してくれているのを見て感謝の気持ちでいっぱいになった。皆、家族・友人の安否からはじまり、被災地の現況や原発事故の解決の兆しと、気になる事がいろいろと話題に上る中、やはり印象的だったのが原子力発電に対する認識の無さ。もちろん自分を筆頭に。。

アメリカのエネルギー源も多くは原発頼り。しかしながら、こと聞いてみると、はっきりどこにあるかもわからない。一緒に参加してくれたオハイオ出身の彼も、近くに原発があるのはしっているがはっきりどこかは知らないという。そういうものなのかもしれない。私も子供の頃、夏休みと言えば若狭湾へ海水旅行へ出かけていたからこそ美浜原発は知っているが、福島の原発は今回の事で知ることになった。しかも、原発が本当に安全なのか、どのように運営されているのかなどあまり気にした事もなかった。今回のことで、今一度自分なりにリサーチするべきだと思うようになった。

また、ニューヨークにも原発があり、もし事故が起こればマンハッタンが今回のように危険区域にはいるという。それについて、ニューヨーカーたちもさっそく論議をしだしているらしい。

今回のイベントでの義援金は約90万円! しかしそれに加え、イベントに参加する事によって、原発に対する新たな疑問や興味を持つということこそが、真の意義なのだと思う。そして疑問だけに終わらせずに追求していくことがもう一つの “私たちができる事”だと思う。

追記:飲めば飲むだけ義援金が増える!と言い訳をしながら、ちと張切って飲んだくれた。あしからず。

4 件のコメント:

Yasu さんのコメント...

そうですね、こうイベントに参加すると何かをして「あげた」という気持ちより、何かを学ばせて「もらった」という気になりますよね。私もこういうイベントに参加してみて、国籍など関係なく日本のために祈っている人をみて、心が洗われる気がしたし、2次、3次災害を引き起こしている原発について、原発内部の実態についてもっと知りたいと思うようになりました。
それにしても、飲めば飲むほど義援金が増える!というのはグッドエクスキューズですね。そりゃ私も飲まずにはいられませんわ(笑)

RIE さんのコメント...

そうなの、えへへ〜;)

アメリカでもいろいろなところでイベントがおこなわれているんだね。Yasuさんのように謙虚な気持ちになり、事故や犠牲から学ぶっていう志を持つ人たちがたくさんいれば、犠牲になった人々も少しはうかばれると思います。

yussan さんのコメント...

そうなのね、本当に、日々東電からの電力で生活が成り立っているのに電力の発生場所を知らない・気にもしてないって生活でした。
しかもその原発が使えなくなったら首都圏の電気が消える~~~なんて、ほぼ恐怖です。
千葉に帰ってからも毎日不安です。

RIE さんのコメント...

まだ解決にはほど遠そうだけど、いったい電力会社はなにをやってるの?結局どの国の科学者や技術者たちも手の差し伸べようがないっていうことなのかな?と言う事は、もしこの状態が他の国で起こっても同じように手こずるのかな?よくわかりません。

こんどはお魚まで脅かされて。。。インドでは全ての食品の輸入を禁止ですって。シンガポールの日本料理店の倒産も時間の問題か。