2011年2月1日火曜日

ラ・ニーニャ現象

先週10日間の日本滞在期間中、大阪は摂氏0度近く。シンガポールに住む私には、ちと厳しい気温だった。山陰・北陸では大雪に見舞われ、新幹線の停止や、雪かき中の転落事故など、荒れた天気のための事故も相次いで起きていた 。そんな荒れた日本の天候が、シンガポールの気候とも密接に関係しているらしい。
今年のシンガポールは例年よりも雲が厚い日や雨の日が多い。なんでだろう、と思っていたが、それが日本の気候と深い関係があるんだとニュースで知った。ラニーニャ現象の影響で東南アジア地域(東太平洋の赤道付近)の海水温度が低下し、それが暑い気温で蒸発するため、この地域に雲が多く発生するんだとか。そのせいで、中国大陸から日本へ入る『冬の風』は厚い雲に遮られ、いつもより北へと押しやられて冷たくなり、それが日本に吹き込んで行くという。
なるほど。
道理が分かって大きく納得。反面、あの日本の寒さや荒れに荒れた天候の原因の一端を担っているんだ(?)と知り、何故だかちょっと Guilty な気持ちになるのは私だけだろうか。

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