2011年6月18日土曜日

バリの結婚式

バリの結婚式は長い!早朝4時から儀式、儀式の連続で、花嫁さんも花婿さんも重い衣装を着けて大変そう。でも、これらは結婚第一歩の「忍耐試験」だそうだ。

朝の儀式の花嫁

バリ伝統の衣装
母なる水、生命の源なる米を頭上に授かる儀式が伝統のしきたりに従って行われる。

花嫁も花婿も記念撮影に大忙し!私たちも記念にパチリ!テンプル(お寺)に入るときは男女共にサロンを着けなければなりません。男性は頭に派手なはちまきと、サロン(長いバティック染めの巻き布)。女性はサロンとカバヤ(刺繍が施された長めのブラウス)で、「サロン・カバヤ」と呼ばれる。どうですか、二人とも似合ってるでしょ(笑!
左から私、ジャーミー、トゥリズナ、マーク

夜、最後の衣装替えをし、来客に挨拶をして回る新郎新婦。
豪華絢爛の刺繍を施された衣装に身を包む美しい花嫁と花婿

長い長い式のクライマックス。でも、観るもの全てがとても美しく新鮮で、あっと言う間に過ぎた。バリの結婚式は家族、親戚が力を合わせてする「手作り」が基本だそう。式場も一族の敷地で全て行われる(家族というのは親族全部のことを指すのがバリ式)。核家族で育った私にとって、こういう大家族を目の当たりにしたのは初めてのこと。こういう環境が社会に出て行く上での大切な人間関係のあり方を育む手助けになることは間違いない。正に家族は「社会の縮図」ということをバリの結婚式に垣間みる経験となった。

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