2008年8月18日月曜日

ステイタス・シンボル:マイカー事情



このVQSを月毎に把握するために設けられているのが "The Certificate of Entitlement" というもので、これは全ての車保有者が持っていなければならないライセンスです。車購入の際には、このライセンスも合わせて購入しなければいけないということです。だからこのCOEを管理することで、国内に車が何台あるのかということが分かるというシステムです。

さてそのCOEライセンスがいくらするかというと、期間10年(更新有り)のもので1600cc以下の車の場合$35,000かかります! ということは、もっと大きな車が欲しいという場合は排気量に応じてCOEの価格も高くなるわけです。

その他のCOEの特徴ですが、面白いことに価格が上がったり下がったりするんです。なぜかというと、これはあくまでも車の台数をコントロールする目的で定められているもので、もし車を購入したい人が、その月のCOEの許容数よりも少なければ、コストが下がります。もしその逆であれば、COEのコストが上がります。いずれにしてもなんと高いんだろうと思いますが。なんかCOE購入コストだけでアメリカなら良いクラスの新車が買えますよね。でもなんのなんの!これはあくまでもまだまだある中の一経費にすぎません!

次に考慮に入れないといけないのが "Import Tax" 輸入税ですが、輸入額の31%かかります。その上に、$1,000の "Registration Fee" 登録料です。これは個人の場合で、法人の場合は$5,000です。さらに、"Additional Registration Fee"というのがその車のオープンマーケット価格の140%上乗せされます!最後に "Road Tax" が半年もしくは年に一度徴収されます。ア〜、疲れた。。。
でも、めげずにおさらいしましょう。購入代金=車両代金+COE+Import Tax+RF+ARF+Road Tax です。

ちなみにこっちでも人気のBMW328(2.8cc)は$238,000、Mercedes 200Eで$201,902くらいするそうです。アメリカや日本と比べると約4〜5倍払わないといけないんですね。。。その為、シンガポールで車を持つということはとってもステイタスなことなんですって。私には、分かるような分からんような感じですが、皆さんはどう思いますか?


追伸1:保険料は含まれていませ〜ん!
追伸2:すべての$表示はシンガポール・ドルです




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