マークの家族たちとのホリデーを過ごすべく、シンガポールから丸一日かけてニューヨークへ。マークの家族はロング・アイランド(マンハッタン下方から東西に長く張り出た島)在住だが、ここまで来て行かないわけにはいかない!とマンハッタンへ。
マンハッタンといえばなぜか"Jewish Deli"(ユダヤ系デリカテッセン)を想い起こすのは私だけだろうか。ここかしこにあるジューイッシュ・デリやコーシャーフード・マーケットはニューヨークならではの風景だと思う。中でもここ、"Katz's Delicatessen"はマンハッタンに行くと必ず立ち寄るデリ。120年続く老舗のデリはいつ行っても満員。ズラーっと長いカウンターには10人ほどのお兄さんたちが立っており、オーダーを素早く聞いてくれる。注文を聞きながらそのカウンターにぽんとPastrami(香辛料のきいた牛肉の薫製のようなもの)の乗った小皿を置いてくれる。そう、ここの名物は"Pastrami Sandwich"なのだ。
所狭しと言わんばかりに2枚のライ麦パンからはみ出るペストラミ。
それと一緒についてくるピクルスも半端な量じゃありません。太っ腹!
ここしばらく肉類を絶っているため、今回は涙をのんであきらめた。が、もう一つの必須メニュー、"Latke"(ポテト・パンケーキ)をオーダー。細かく削ぎ切りにしたポテトとタマネギをいろいろな香辛料で味付けし揚げたもの。サワークリームとアップルソースをお好みで。
お店を出て歩くこと2〜3分。やっぱりあった!ジューイッシュ・デリ。ここは"Knish"(コロッケの分厚いようなもの)が人気のよう。マーサ・スチュワートも絶賛している!
この日のニューヨーク地方、何十年ぶりの大雪の前とあって、骨身に沁みる寒波。それをこらえて『パチッ』。
Lower East Side の町並み。久しぶりのマンハッタンはやっぱり活気があっておもしろかった。けど、こんどは春か秋に行きたいな。冬は寒すぎる〜!!